VchConvことJaneStyle画像キャッシュ選択変換ツールを公開しました。
こういうキャッシュ変換ツールは結構これまでにも作られてるみたいなんだけど、探してみた限りでは「この画像を」とか「このスレの画像を」変換するというものがなかった。
無ければ作るしかあるまい。そう思ってPerlのコーディングを始めたのが今年3月春休み。Perlなので当然普通はPerlのインスコされた環境でしか動作しない。あれこれ調べてEXE化へとこぎつけるも2MB近いEXEにはPerlのモジュールとかがZIPで入ってると来た。
これではいまいちシンプルさに欠けるしきれいじゃない。
そんなわけで今回"D言語"を使ってコーディングしなおしついでに名前も変更した。これで純正EXE完成だよやったねたえちゃん!!
D言語……。
C言語の派生言語であり、C++のようにオブジェクト指向な組みやすさを持った言語です。何よりの特徴はマイナーなこと。
いや……正規表現が標準のライブラリで使えるって言うんで選んでみたんだけど、人口の少なさゆえかTipsが少なくて仕様書とにらめっこしっぱなしでした。
D言語は理念からしてC++と似通った面があるようなので、ソースを比べると結構似ています。まず表面的にはキャストとかsizeofとかの文法のちょっとした違いですが、ポインタを意識せずに関数を呼べるって言うのがありがたかったですね。
ポインタは実装されてるんだけど関数に渡すのをわざわざ色々方考える手間がなかった。普段Perlだからキャストとかポインタとかは(リファレンスは使うけど)やっぱり慣れない。
あとは文字コードをそう意識しなくとも良かった。ただしパスに日本語が入ってると化けるのでそれの回避は課題。
色々あったけど休み1日で移植できたので割と効率の良い組み方ができたかと思った。
これからもよろしくD言語。
いや、C++やっぱべんきょうしようと思うけどね……。
詳細:VchConv