箱根旅行→コミケ・アキバ→実家 から帰ってきました。
いやあ1週間家にいないとやることが山積みで困るってことが分かった……。
とりあえず簡単にふりかえってみておこう。
・ハコーネ 家族旅行の今年の行き先は箱根。なんでも避暑地逝きたいからだとか。
当初の予定ではこれ3日間が終わったらそのまま実家直行のはずだったのだけど、僕がそこにコミケの予定をあとからねじ込んだという形に。
避暑地とあって湯本でもなかなか十分涼しいNE!
ちなみになんだか昔、家に箱根登山鉄道の絵本がありまして、箱根登山鉄道はなかなか小さい頃から知ってた?鉄道の一つなのです。それに実際に乗れるとは感無量感謝感激雨霰!!……というほどではないんですがやはり感動しましたね。
アプト式でもない普通の鉄道でここまで急な坂(80‰)を上れるのかと実際にそれを目の当たりにして驚いたし、あるいは路面電車以上かとさえ思われるカーブ(半径30m)を曲がるときに見えるすぐ前の車両にひたすらシャッターを切った。
という風に湯本強羅間の箱根登山鉄道に関してはもう言うことがないのですが、その湯本小田原間が小田急に占領されてたのは残念でならなかった。そら効率が良いのはわかるのだけれど……。しかし僕は残念ながら小田急に一塵の魅力も感じられなかったのだから。
関西の鉄道と比べてしまうのは回避のしようがないので敢えて反省はしないで語るが、小田急には特徴がなさ過ぎると思うのだ。普通の車内はタダのロングシート通勤電車、壁は白色椅子は定型。外観見ればマーク有るだけの青色一線。たのみの小田急ロマンスカーも近年新車でデザインが変わったという。全く以て"普通"の、機能性を重視した独自なコンセプトの感じられない車両、JRのまねごとのようなデザイン、特急もただかっこいい?だけ。これで魅力が感じられる方が異常である。
……とさんざん言いまくったけど小田急ファンの方すみません。これは小田急に関して予備知識も何もない素人の個人的意見ですので、色々良いところがあるなら紹介していただけると幸いです。
さてそんな鉄道話はもういらんですよね。残りはチラ裏にでも。
箱根での観光ですが、これもちょっと微妙な感じでしたね。twitterでkaminagiが台風台風言ってたと思ったらモロ日程に直撃し、2日目に逝くはずだった芦ノ湖は帰りの新幹線に切羽詰まる3日目に電撃訪問TOUCH&GO(まじで5分もいなかった)なことになったり、2日目雨の中代わりに向かった観光道中ホテルから借りた傘が全損したり、そっから帰ってきたらホテル前の木が倒れて電柱傾いてたりと壮絶でしたとも。まあでもそれなりに楽しかったからよしだ。うん。
・トウキオ 箱根小田原からJR横須賀線電車にのって一路向かういよいよ東京。と、まずその鉄道種別の複雑さに驚かされた。
同じところを走るのにやれ東海道線だ横須賀線だ京浜東北最強(違だと意味不明である。しかも「普通」と書いてあるのに"他線"の快速より停車が少なかったり、同方向なのに線路別だったりと関西私鉄JRの価値観からすると全く理不尽きわまりない。
恐らく国鉄時代の列車線電車線とかいうのを無理矢理残した形がこれなのだろうが、正直予備知識がなかったら絶対乗り違えるであろう自信がある。今は電光方向幕になったからまだ良いが、昔の写真などを見てみると、その方向幕にはただ「東海道線」と書いてあるだけで行き先もクソも表示がないのだ。なぜこの首都圏だけ異様な仕様になっているのだか知らないが、ともかくこれを使いこなしている沿線住民の皆様には感服するばかりである。
と、以上第一印象を述べたが、勝手がある程度分かって冷静に考えると、このシステムは首都圏ではあながち無用迷惑の代物というわけでもないようなのだ。首都圏は複数路線にわたる乗り入れ直通が多くかつその系統をわりかし厳密に定めているので、代表的な線名を半ばバスで言う系統名のように扱っているらしいのだ。その系統名を認識することによって複雑に絡み合った路線図の何処に行くかを手っ取り早く知ることが出来るという理屈らしいと推察できる。その線(系統)内での行き先はアナウンスされるし、進行方向も当然分かるはずであるからして、それが手っ取り早く主に何処に行くかという情報を優先した方が効率が良いということであろう。
なるほどこの方式についての利点は独り合点したが、それでもこの方式の欠点を述べる必要はあろう。
それは単純に、その線(系統)がどういうものかを事前に覚える必要があると言うことだ。でないと、方向が似ているからと言って乗った電車が降車予定駅のホームのない線を通過する、あるいは東京へ行くはずが新宿へ出ていたなんてことが多分に起こりえる。だからせめて同区間で停車駅の異なる列車には別種別をつけてほしいと思うわけである。できれば行き先も優先表示してほしいところだが、それは系統分けに支障を来すとして目をつぶるにしてもだ。他線区では停車駅が違う列車が同種別なんて例は原則無いし、有っても特殊例である。系統分けが有用だとしても同区間で停車駅の異なるものの種別分けは初見者の利用易化のため強く希望する。
……えっともうちょっと続くよ鉄道トーク。
上記の話の補完にも少しなるけれど、僕の鉄道趣味の専ら中心となる「ポケット時刻表集め」について。
関西のものはどれも原則ちゃんと「表紙」があり、そこに鉄道名駅名、場合によっては別ページとなることもあるが停車駅情報をはじめとした備考欄などが完備されているものである。会社によるデザインの違いも鮮明で、近鉄の行き先別表示が西大寺などターミナル駅で引き起こす見にくさなどについて小一時間語りたくなるのは普通ではないですかそうですか。
対し関東のものは……というと悪口を言うことはもうわかってるが、とにかく特徴がない個性がない。それだけならまだ良いが、肝心の載っている情報も関西標準と比べこれまた少ない。
どういうことかというと、(僕の入手した10弱の会社の)ほぼ全ての配られているポケット時刻表のフォーマットが以下述べるように統一されているのだ。つまり、まず表紙はなく、大体各線1ページにまとめられた時刻表の上に小さく駅名が載っており、上か下には広告バナー、たまにある備考には標準停車駅の情報がない。また極力コンパクトに収めるようデザインされているのか、多くの駅でポケット時刻表は折り線もない1枚裏表2面のペラ紙である。さらに標準停車駅情報がないので、事前に知っておかなければその時刻表のみで列車の概要を知ることが出来ない。
よくある言い方で言えば、「これが必要最小限の機能だけを求めた画一化のなれの果てであるというなら、僕はこれを危惧せざるを得ません。」
そんなわけで面白くないので、今回関東の駅の時刻表は積極的に集めることをしなかった。
さて前置きのどうでもいいことでなんでこんなに熱くなってるんでしょうね。気持ち悪いね。本題に逝きましょう。
コミケ・秋葉原 元はと言えば東京に来たのはコミケのためです。
あと秋葉原もついでに見ていこうかなというのもあった。
・秋葉原到着 とりあえずついたはいいが、地図もクソも用意してなかったのでTXの案内所の人に電気街側発行の地図(つまりゲマズとかその辺は載ってない)をもらう。
ひとまずうろうろさまよい、BOOK OFFにてトランジスタ・ティーセットの2巻を買い(秋葉原でこれを買うとはなんだか妙な感じである)、マクドで100円夕飯を済ませ、オープニングセール中で激安料金のネカフェ(マンガ・ネット館)にて一夜をわずか1500円で明かすことに成功。
トランジスタ・ティーセット2巻も面白かった。シリアスとギャグの詰め方はあいかわらず抜群。のちに伏線がどう展開するのかも楽しみ。あとだいたいどのあたりに秋葉原無線商店街がありそうだかわかったwww
・コミケ参加1日目(コミケ日程2日目) 朝飯のどん兵衛をさすが3時間睡眠とばかりに粉末スープをかけずに喰い、朝からブルーな悪寒。
秋葉原からは朝7時半あたりに出たら8時半くらいに入れた(サークル参加)。……脇の人山を見ながら朝から並ぶのはよそうと固く誓った。
陸野さんと落ち合い、友人に買うもの無いかと今更にしてメールを送る。じーにょととっぽ氏からかえってきたので買いに行くことにしたが、……企業ブースと壁だ。
とりあえず大魔界通信網のある東1をでて企業の方逝ってみようとするが……並ぶ場所盛大に間違えた(西1のとこ)。開場してから急いで階段あがり企業に向かったので半ばあきらめていたのだが、cuffsには全く人が並んでなかったYO!4000円のコミケセットとか言うのを買ってとっぽ自宅へ着払いで送る。
さて次はやっぱりじーにょはエロいなぁ(やじエな)みやま零の18禁新刊を買ってほしいと頼まれるが壁だと気づく。列が折り返してるのを見てあきらめ、しかたないので後ほど余りもんの旧刊(不機嫌な姉、不機嫌ななつみさん、コーヒーとチョコレートパフェ)を買うよういわれたので遂行。宅配しようと思ったら拒否られた。潔くねーな!!
自分の買うめぼしいものもなく買い物終わりあとは店番であった。通信用語が売れないので陸野さんが出したミク曲紹介本がメイン扱いwww。
が、区画が違う。いや、本当はこの区画(デジタル(その他))であっているはずなんだけど、もともと通信用語用なのでミクが並ぶ区画とは微妙に離れているのだ。そんな中でも健闘したのか?ミク本は10/18くらい売れたみたいである。陸野さんは不満のようだったがそのくらい売れたら上々だと思うけどなぁ。
来年はとうとう音楽サークルとして通信用語を売るそうなので(ぉもっと売れるんじゃないかと期待がふくらんだりふくらまなかったり。表紙が3冊全部同じ絵だったのは僕が間に合わなかったからですすみませんはい……。
3時半過ぎに撤収退散。帰りも国際展示場駅は混んでいたが、秋葉原には無事5時前につく。
ああ、そういえばさりながさんと初対面であった。どうぞよろしくお願いします。なおちなみにじーにょがほしかった新刊はちゃっかり手に入れてはったwww。たのみゃよかったが後の祭り。
ちなみにこの日のことは
前のエントリにも書いてあるのでよければそっちも参照のこと。
・秋葉原帰還 せっかくまだ5時なので一部でDOS/V通りと呼ばれるらしいPC部品屋街を歩いた。途中BIOSまでおkのそこそこ新しそうな中古PCwithNOHDDがあったので店員さんに頼むと自分のブートディスクで起動おkらしかった。たまにドライブも怪しいものがあるのでCDかんだりしたら困るから全部可って分けでもないそうだけど。slaxやってみたけど遅すぎて使い物にならなかった。まあこんなもんだね。
あとmicroSD2USBな器具made in Chinaを100円で購入したが、構造の単純さと使いにくさに唖然とした次第。
足が棒。
2日目は南千住の安宿にでも泊まろうと思ってたのだが、どうも怖そうなので再び昨日のネカフェ泊。今回は明日が遅い出発となるので時間を長くし、さらにシャワーを使うので500円プラス計1泊2500円。……相変わらず安いな。
・参加2日目(コミケ日程3日目)・秋葉原3日目 さてこの日は当初1日秋葉原にいようとも思ってたのだけど、コミケ3日目に知人が多く出るので昼から逝くことにした。
再び買うものを聞くがじーにょは壁しか知らんと辞退。対しとっぽ氏は「私の好きそうなエロ本を買ってきてください。」……知らんがな。
あとT島さんにジョセフソン……じゃないベルチェ素子を秋月で買ってきてと言われたので購入。
さて秋葉原に出たのはぐうたらしたあと11時であったが、昨日T島さんに教わったりしたハードウェアの云々とかを頭に入れて、中古のSATAHDDを安価で手に入れようともくろんだ。最初は買うか買わないか決めかねていたのだが、80GBSATAHDD500円、SATA平ケーブルストレート20センチ100円などと言われたらとりあえず買う。+マルツでインチねじ220円也なのでもし万が一うまくいけば+80GBが820円である。……ただし肝心のHDDが野ざらし投げ売り状態だったので期待薄ではあるが。
コミケは結局2時45分ほどに西に着いては佐武原氏とかえすとさんとかに同人誌と地図もらい、東へ行ってはsageさんに同人誌もらい、終了間際になぜだか「全国鉄道路線図 1949年版/1980年版」2冊400円を買って帰還。
……通信用語とミク本含め、人からもらった方が多いし、最後に買ったのが鉄道だけど意味不明とかいうな!
さて次来るのはいつであろうかとか自分で本とか出すのであろうかとか色々考えるヒマもなく5時東京発の新幹線に間にあえと京葉線の動く歩道を歩く。無事間に合い名古屋乗換特急宇治山田行きで寝て、最寄り駅であわてて下車したところ、どうもイヤホンwithAU携帯変換端子を忘れたらしい……。鬱死。
・総括 家族旅行やネカフェなどの協力?もあって、今回は金銭的には希に見る好条件での東京旅行となった。恐らく2泊したにもかかわらず行き帰り含め諭吉と一葉各1枚で済むと思われる……。
次回はもうちとかかると思われるが、そのときは金銭的とともに時間的にも余裕を持って、東京をしっかりおのぼりさんしたいと思う。
準備不足と低予算にも関わらず、なかなか充実した時間であったように思われます。
そんなわけで1週間の積み残し処理がこれからはじまる……。