【奈良遷都祭】正倉院展【螺鈿紫檀五絃琵琶】
-- 2010/11/10 21:27
せっかくだから正倉院展にいってきた。
発端
母とT氏のお母様がつれだって正倉院展にゆき、非常に満足してかえってきた。そしてせっかくだから妹と日曜に逝ってこいといわれたのだが漫画の締切があるので断念した。(結果徹夜でなんとか20ページがあがったと同時に寝不足になった)
しかし尋常じゃない絶賛だったのでせっかくだからいってみようと決意。午後の授業が少ない火曜日を予定した。
月曜バイトの帰り、T氏に「正倉院展に逝こうかと思っている」という旨話すと、あちらがたでも大絶賛だったらしく前向きに検討するような感じであった。
かくして火曜日、3限の授業終了後T氏と落ち合い、車中高の原まで悩みながらも逝くことを最終決定。
関係ないがT氏よ、西大寺のTimesPlaceを今の今まで知らなかったってどういうことだ。雨の日とか西大寺で乗り換えるやろ。放送ちゃんと聞きなさい。
内容
市街地なのに坂多き道を歩き着きましたる奈良国立博物館。正倉院展が木曜締切であるせいか、平日であるにも関わらず人でごった返していてびびった。オータムなんちゃらチケットという4:30以降に入れる割引チケットを販売していたが、我々は学生証を行使し割引を受け、恐ろしい人波より一足先に入場できた。
中はそれでも人が多く、様々なものを見るのに若干の困難を有した。1300年でせっかくだからと普段は公開していない両奥様大絶賛の某琵琶を間近で見るのも15分待ちであったが、せっかくだからと列に並んだ。このあと程無くしてオータムなんちゃら組がなだれ込んできたので、我々が並んで幾分か立たぬうちに既に30分待ちとアナウンスされていた。恐るべし。
さてメインディッシュの割にずいぶん冒頭にきた螺鈿紫檀五絃琵琶であるが、その姿にたしかに心奪われた。ちりばめられた繊細な技巧の数々が、1000年以上立っているというのに全く褪せてはいないであろうと思わせる色で以て目の前にある。終了間際の人がすいているときにもう一回きて二度見したほどである。讃辞は言い尽くせないので書かない。
他にも多彩な展示品の数々を見ることが出来、非常に有意義であったと思う。自身は歴史骨董マニアではないが、至上のものはやはり誰が見ても感動を引き起こすものらしい。
全体的に非常に保存状態が良く、T氏とともに「これは60年前のものと言われても信じるに違いない」などと見た目の年代認定をしていた。紙に書かれた文字などは「昨日書いた」と言われても信じる程のものもあった。
かくして県民の義務を果たした我々は、意気揚々と腹を空かせてTimesPlaceを見学しに行ったが、結局既存のKPLATにて食料を調達し、チョイスのミスを若干嘆いた。
以上初正倉院展の感想であったが、琵琶のみに限らぬ入場料以上の価値は確実なので、母と同じく逝くことを勧める次第である……がこれは明日まで開催なので、筆が遅すぎたやもしれない。
発端
母とT氏のお母様がつれだって正倉院展にゆき、非常に満足してかえってきた。そしてせっかくだから妹と日曜に逝ってこいといわれたのだが漫画の締切があるので断念した。(結果徹夜でなんとか20ページがあがったと同時に寝不足になった)
しかし尋常じゃない絶賛だったのでせっかくだからいってみようと決意。午後の授業が少ない火曜日を予定した。
月曜バイトの帰り、T氏に「正倉院展に逝こうかと思っている」という旨話すと、あちらがたでも大絶賛だったらしく前向きに検討するような感じであった。
かくして火曜日、3限の授業終了後T氏と落ち合い、車中高の原まで悩みながらも逝くことを最終決定。
関係ないがT氏よ、西大寺のTimesPlaceを今の今まで知らなかったってどういうことだ。雨の日とか西大寺で乗り換えるやろ。放送ちゃんと聞きなさい。
内容
市街地なのに坂多き道を歩き着きましたる奈良国立博物館。正倉院展が木曜締切であるせいか、平日であるにも関わらず人でごった返していてびびった。オータムなんちゃらチケットという4:30以降に入れる割引チケットを販売していたが、我々は学生証を行使し割引を受け、恐ろしい人波より一足先に入場できた。
中はそれでも人が多く、様々なものを見るのに若干の困難を有した。1300年でせっかくだからと普段は公開していない両奥様大絶賛の某琵琶を間近で見るのも15分待ちであったが、せっかくだからと列に並んだ。このあと程無くしてオータムなんちゃら組がなだれ込んできたので、我々が並んで幾分か立たぬうちに既に30分待ちとアナウンスされていた。恐るべし。
さてメインディッシュの割にずいぶん冒頭にきた螺鈿紫檀五絃琵琶であるが、その姿にたしかに心奪われた。ちりばめられた繊細な技巧の数々が、1000年以上立っているというのに全く褪せてはいないであろうと思わせる色で以て目の前にある。終了間際の人がすいているときにもう一回きて二度見したほどである。讃辞は言い尽くせないので書かない。
他にも多彩な展示品の数々を見ることが出来、非常に有意義であったと思う。自身は歴史骨董マニアではないが、至上のものはやはり誰が見ても感動を引き起こすものらしい。
全体的に非常に保存状態が良く、T氏とともに「これは60年前のものと言われても信じるに違いない」などと見た目の年代認定をしていた。紙に書かれた文字などは「昨日書いた」と言われても信じる程のものもあった。
かくして県民の義務を果たした我々は、意気揚々と腹を空かせてTimesPlaceを見学しに行ったが、結局既存のKPLATにて食料を調達し、チョイスのミスを若干嘆いた。
以上初正倉院展の感想であったが、琵琶のみに限らぬ入場料以上の価値は確実なので、母と同じく逝くことを勧める次第である……がこれは明日まで開催なので、筆が遅すぎたやもしれない。
