ThinkPad X40 mSATA SSD換装
-- 2013/02/07 21:07
小さく軽く持ち運びやすくまだまだそれなりスペックCPUでキーボードも打ちやすくトラックポイント完備。
そんなThinkPad X40のアキレス腱がHDDの遅さだった。
日立規格1.8inch 4200rpmだが、とりあえず驚異的に遅い。たとえばHDDのせいで読み込み時に動画が逐一ガタり、USBフラッシュメモリのほうがスムーズに再生できるという始末。
そのHDDをSSDに変えようという動きは各所にあったようだが、いかんせん日立規格1.8インチIDEである。
昨今の個人ユースHDD・SSDは基本的にSATA接続なのでIDE-SATAかます、というまではいい。問題は1.8インチという大きさで、HDDはもちろんそんなに小さくはなかなか出来ないし、SSDでもそんな需要がない規格が充実するはずはない。
かくしてこれまではただでさえ高いSSDのさらに2倍増しの値段か、得体の知れない中華製SSD(プチフリするとかしないとか)で1.8インチSSD(しかもここでも日立規格のほかにもZIFとか色々)を買うしかなかったのだ。
ところがここ最近になって救世主が現れた。
薄型軽量かつスペックを求める、ある意味ThinkPad X40と同じ方向性の理念をかかげた新世代のノートPC、Ultrabookの台頭が、mSATA規格のSSDの普及を呼んだのだ。
mSATA規格のSSDは1.8インチ規格よりさらに小型で、むしろ本来のSSDの姿は斯くあるべきといえるのかもしれない。これなら1.8インチに余裕ではいる。値段もそこまで跳ね上がらないし、なによりCrucial、Intel、OCZと見慣れたメーカーのものが手に入る。
問題の変換アダプタだが、こちらも明らかにThinkPad X40用と思しき規格のものが海外メーカーから発売されていた。
そう、ThinkPad X40のSSDは、CF変換、1.8インチネイティブ、ZIF変換と流浪の時代を経て、ついにmSATA-IDE変換という有望な規格に決まったのだ!
そう結論付け勇んで価格.comを回りThinkPad情報をあさり、無事以下の組み合わせに落ち着くこととなった。
Crucial CT128M4SSD3 [128GB mSATA(SATA3) SSD] 10780円 (ドスパラ)
mSATA-IDE 44pin 3.3V用変換アダプタ 1500円+送料160円 (ThinkPadなグッズの部屋 @tpgoods)
後者変換アダプタは初期の頃は海外に直接問い合わせていく猛者が跋扈していたらしいが、最近はこのようになんかブログでうってたり秋葉原に出てたりと得体の知れないながらも入手は比較的楽になっている模様だ。
で、ゲットして組み合わせていれてみる。

ちっさっ!
え?小ささがわからない?
1.8インチと比較。

ちっさい!
まだまだわからないかもしれない。さらに3.5、2.5インチと1.8インチを比較。

ちっさっ!
さてまあそんな具合で。
とりあえず元々入っていたものより小さいのではめるのには苦労する。
今回はとりあえず元々のHDDの端子と比べ寸法をアバウトに測り横をあわせ、てきとうなカードを下に挟んで端子の高さのかさ上げをして、あとは試行錯誤しておしこめばなんとかなった。
小さくて軽いとはいえIDE44pinにへばりついてて宙に浮いている形なのでいささか心もとないが致し方ない。ちゃんとはまったからよしとしよう。
なお端子の上下がわからない問題に直面したが、上記アダプタ販売元やその他ブログに書いてあるとおり「逆向き(アダプタ基盤が上キーボード側、はめたSSDが下地面側)」が正しい方法である。
これにて意気揚々とスペックを調べようとするも、まだ何のOSを入れようかどういう構成でブートしようか決めあぐねているので計測はまだ先だ。また測ったら追記しようと思う。
とりあえずこれでThinkPad X40、PentiumM・1280MB RAM・SSD 128GB・WLAN802.11a/b/g・5時間くらい持ちそうなバッテリ、と、一般的な改造の範囲ではほぼ最強の構成(Bluetoothいらない)になったと思うので、満足してみる。
追記
なにとはなしにS.M.A.R.T
ふつうに出てます。

追記2
なお速度
そんなにはやくないHDDなり。
ただしS.M.A.R.Tからしてアラインメントあってない疑惑有。ちゃんとパテきったと思ったんだけど……。

そんなThinkPad X40のアキレス腱がHDDの遅さだった。
日立規格1.8inch 4200rpmだが、とりあえず驚異的に遅い。たとえばHDDのせいで読み込み時に動画が逐一ガタり、USBフラッシュメモリのほうがスムーズに再生できるという始末。
そのHDDをSSDに変えようという動きは各所にあったようだが、いかんせん日立規格1.8インチIDEである。
昨今の個人ユースHDD・SSDは基本的にSATA接続なのでIDE-SATAかます、というまではいい。問題は1.8インチという大きさで、HDDはもちろんそんなに小さくはなかなか出来ないし、SSDでもそんな需要がない規格が充実するはずはない。
かくしてこれまではただでさえ高いSSDのさらに2倍増しの値段か、得体の知れない中華製SSD(プチフリするとかしないとか)で1.8インチSSD(しかもここでも日立規格のほかにもZIFとか色々)を買うしかなかったのだ。
ところがここ最近になって救世主が現れた。
薄型軽量かつスペックを求める、ある意味ThinkPad X40と同じ方向性の理念をかかげた新世代のノートPC、Ultrabookの台頭が、mSATA規格のSSDの普及を呼んだのだ。
mSATA規格のSSDは1.8インチ規格よりさらに小型で、むしろ本来のSSDの姿は斯くあるべきといえるのかもしれない。これなら1.8インチに余裕ではいる。値段もそこまで跳ね上がらないし、なによりCrucial、Intel、OCZと見慣れたメーカーのものが手に入る。
問題の変換アダプタだが、こちらも明らかにThinkPad X40用と思しき規格のものが海外メーカーから発売されていた。
そう、ThinkPad X40のSSDは、CF変換、1.8インチネイティブ、ZIF変換と流浪の時代を経て、ついにmSATA-IDE変換という有望な規格に決まったのだ!
そう結論付け勇んで価格.comを回りThinkPad情報をあさり、無事以下の組み合わせに落ち着くこととなった。
Crucial CT128M4SSD3 [128GB mSATA(SATA3) SSD] 10780円 (ドスパラ)
mSATA-IDE 44pin 3.3V用変換アダプタ 1500円+送料160円 (ThinkPadなグッズの部屋 @tpgoods)
後者変換アダプタは初期の頃は海外に直接問い合わせていく猛者が跋扈していたらしいが、最近はこのようになんかブログでうってたり秋葉原に出てたりと得体の知れないながらも入手は比較的楽になっている模様だ。
で、ゲットして組み合わせていれてみる。

ちっさっ!
え?小ささがわからない?
1.8インチと比較。

ちっさい!
まだまだわからないかもしれない。さらに3.5、2.5インチと1.8インチを比較。

ちっさっ!
さてまあそんな具合で。
とりあえず元々入っていたものより小さいのではめるのには苦労する。
今回はとりあえず元々のHDDの端子と比べ寸法をアバウトに測り横をあわせ、てきとうなカードを下に挟んで端子の高さのかさ上げをして、あとは試行錯誤しておしこめばなんとかなった。
小さくて軽いとはいえIDE44pinにへばりついてて宙に浮いている形なのでいささか心もとないが致し方ない。ちゃんとはまったからよしとしよう。
なお端子の上下がわからない問題に直面したが、上記アダプタ販売元やその他ブログに書いてあるとおり「逆向き(アダプタ基盤が上キーボード側、はめたSSDが下地面側)」が正しい方法である。
これにて意気揚々とスペックを調べようとするも、まだ何のOSを入れようかどういう構成でブートしようか決めあぐねているので計測はまだ先だ。また測ったら追記しようと思う。
とりあえずこれでThinkPad X40、PentiumM・1280MB RAM・SSD 128GB・WLAN802.11a/b/g・5時間くらい持ちそうなバッテリ、と、一般的な改造の範囲ではほぼ最強の構成(Bluetoothいらない)になったと思うので、満足してみる。
追記
なにとはなしにS.M.A.R.T
ふつうに出てます。

追記2
なお速度
そんなにはやくないHDDなり。
ただしS.M.A.R.Tからしてアラインメントあってない疑惑有。ちゃんとパテきったと思ったんだけど……。

