アニメ 銃皇無尽のファフニール 感想
-- 2015/03/27 14:30
銃皇無尽のファフニールは原作の絵が梱枝りこであり、内容もまあ読めるといったことから原作を4巻まで買っていたところアニメ化された作品。
制作のディオメディアが4作並行制作だったりして作画面などを不安視していたが、結果としては破綻のない凡作になったという感じ。
その1~4話、12話をみた総括。
内容的には原作3巻までの内容をなぞって終了。印象としては演出も絵もしょぼく、話も決め手にかける山なしオチなしの凡作。
絵、演出、つまるところしょぼい。キャラについてはまれにおっと思う感情表現のシーンもあったが、普通。戦闘シーンはただただしょぼい。使いまわしや止め絵で枚数削減しているのが感じられるが、それを補う演出の妙はなく、全体的にテンポが悪い。
話、いちおーはしょりながらも大筋やることやってるんだけど、小説の読み進める推進力である、つまり話の面白さに一番肝心な主人公の心の中の台詞をはしょっていて、山場、決め手となる場面がない。
これはファフニールをこれこれこういう予算と枠と状況でアニメ化するぞという命題がまずあって、その中で無理なく出来るルートをとったことによる改変と考えられる。
すなわち演出がアカンのは作画リソースを思いやったせいであり、話がとことん平坦なのは尺の問題から解消されない伏線をはらないでコンパクトに仕上げるため原作からはしょりまくったとすれば理解できる。そしてそれによって減ぜられる作品の魅力を補完する対策を講じないままつくったという風。
ただ一部の話数に限っては演出が生きててそこそこ面白かったのを考えあわせると、つまるところ単純な力量不足だと感じる。
ディオメディア4作並行制作&総監督掛け持ち体制の中で大きな破綻無くまとめたのは評価できるかもしれないが、凡作以上ではない。リソース制限によって損なわれた面白さを確保するための工夫がほしかった。
制作のディオメディアが4作並行制作だったりして作画面などを不安視していたが、結果としては破綻のない凡作になったという感じ。
その1~4話、12話をみた総括。
内容的には原作3巻までの内容をなぞって終了。印象としては演出も絵もしょぼく、話も決め手にかける山なしオチなしの凡作。
絵、演出、つまるところしょぼい。キャラについてはまれにおっと思う感情表現のシーンもあったが、普通。戦闘シーンはただただしょぼい。使いまわしや止め絵で枚数削減しているのが感じられるが、それを補う演出の妙はなく、全体的にテンポが悪い。
話、いちおーはしょりながらも大筋やることやってるんだけど、小説の読み進める推進力である、つまり話の面白さに一番肝心な主人公の心の中の台詞をはしょっていて、山場、決め手となる場面がない。
これはファフニールをこれこれこういう予算と枠と状況でアニメ化するぞという命題がまずあって、その中で無理なく出来るルートをとったことによる改変と考えられる。
すなわち演出がアカンのは作画リソースを思いやったせいであり、話がとことん平坦なのは尺の問題から解消されない伏線をはらないでコンパクトに仕上げるため原作からはしょりまくったとすれば理解できる。そしてそれによって減ぜられる作品の魅力を補完する対策を講じないままつくったという風。
ただ一部の話数に限っては演出が生きててそこそこ面白かったのを考えあわせると、つまるところ単純な力量不足だと感じる。
ディオメディア4作並行制作&総監督掛け持ち体制の中で大きな破綻無くまとめたのは評価できるかもしれないが、凡作以上ではない。リソース制限によって損なわれた面白さを確保するための工夫がほしかった。
